クリスティアン・ティーレマン『ワーグナーと私』(1)買ったきっかけとメモ

私の人生において何がまずはじめにあったのか、もはやわかりません。ワーグナーへの思いだったのか、指揮することへの思いだったのか。クリスティアン・ティーレマン『ワーグナーと私』 (Christian Thielemann: Mein Leben mit Wagner, Beck, 2012) 2012年に刊行されたティーレマンの本*。第1章はいわゆる自伝、第2章、…