ベルリン・フィル トゥガン・ソヒエフ指揮 エレーヌ・グリモー 2010年1月8日 フィルハーモニー
2010年1月8日 Berliner Philaharmoniker
場所:ベルリン・フィルハーモニー
指揮 トゥガン・ソヒエフ
ピアノ エレーヌ・グリモー
コンサートマスター 樫本大進
ハインツ・ホリガー (Heinz Holliger, 1939-): Zwei Liszt- Transkriptionen
(完成:1986年、初演:1987年2月12日バーゼルにおいてバーゼル交響楽団作曲者本人の指揮による。ベルリン・フィルでは今日が初演)
ラヴェル:ピアノ協奏曲
(完成:1931年、初演:1932年1月14日パリにおいてマルグリット・ロンのピアノ、作曲者の指揮による。ベルリン・フィルでは1932年3月21日同じピアニスト・指揮者によって初演。前回の演奏は2007年5月イオン・マリン指揮・アルゲリッチのピアノ)
ラフマニノフ:交響曲第2番
(完成:1906/07年、初演:1908年2月8日(1月26日)サンクト・ペテルブルクにおいてマリインスキー歌劇場管弦楽団作曲者の指揮による。ベルリン・フィルでは1909年11月29日アルトゥール・ニキシュの指揮により初演。前回の演奏は2006年2月キリル・ペトレンコ指揮)
座席 前半は右側上の立ち見席、後半:H右5列目14番
グリモーは音がやっぱりきれい。一つ一つの音の粒が美しい、繊細。昨日(DSO ブロムシュテット&ホルムヒェンの記事参照)も思ったけどPHはピアノの音がほんとに良くきれいに響く。アンコール 第3楽章だった。ベルリン・フィルはやっぱり凄いと思う。とてつもなく上手い。でも昨日のDSOも凄い良い。左から1.Vn、2.Vn、チェロ、ヴィオラ、の並び。
あれはユンディ・リだったのか?(1階7列目真ん中あたり)。休憩中に舞台を近くで観ようと舞台目の前まで来て振り向いた瞬間にユンディ・リらしき人物が女性と二人で座っているのを目撃。あれはきっと本人だと思うが。
ラフマニノフの交響曲第2番は実際の演奏に参加したことがあり、たいていの人にはなじみの薄いと思われるこの曲も楽しめた。ベルリン・フィルの威力はこういう曲の時に本当に思い知らされるようだ。