フィルハルモニ記

ドイツ文化・思想の人がオペラ・コンサートなどの感想を中心に書いているブログ

ベルリン国立歌劇場 Der ferne Klang 2010年1月17日

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2010年1月17日(日)Staatsoper Unter den Linden
Franz Schreker (1878-1934)
Der ferne Klang
フランツ・シュレーカー (「遥かなる響き」)
演出 ペーター・ムスバッハ
指揮 ペドロ・ハルフター
全3幕 上演時間2時間50分

座席 2. Rang Mitte Reihe 4 Platz19

開演前のEinführungを少し聴く。

 歌手うまいなぁ。歌手全体の水準が高いので聴いていてガクッてなるところがない。舞台もきれいだった。座席はもっと端の席だったが移動。3階正面の良い席へ。この劇場の雰囲気はとても良い。サイドの席の人はみんな体を乗り出して観ていてそれがこっちでは普通のことらしく誰も何も言わない。写真も撮りたい放題だし(まあこれに関しては「撮るな」と書いてあるけど)。休憩中などはみな劇場内で写真撮りまくり。ドイツのこういう自由な雰囲気は良いと思う。(写真は良くないけど、上演中は特に)

 新国ではありえないな。新国良い劇場なんだけどな。今ひとつ言うとしたら、座席の傾斜かな。もうちょっとつけてもよかったんだと思うけど。でも響きは本当に良いからよし。

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