フィルハルモニ記

ドイツ文化・思想の人がオペラ・コンサートなどの感想を中心に書いているブログ

『三文オペラ』 ベルリナー・アンサンブル 2010年2月1日

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2010年2月1日(月)„die Dreigroschenoper“

Berliner Ensemble

2時間-休憩-40分。長い。計3時間。

 売り切れだったけれど列に並んで立ち見席をなんとか手に入れる。立ち見席は5ユーロ。その週に一緒に観ることを約束していたロシア人の友人たちとぞろぞろ立ち見席で頑張る。3時間は長かったがなんとか観ることができた。いかにもという劇場風なホール。演出はそんなに良いとは思わなかったが、何より嬉しいのは、この『三文オペラ』、ブレヒトの作品をその初演された場所で観ることができたということ。この劇場はブレヒトと関係が非常に深いだけあって。やはりある作品をその初演された場所で観る聴くというのはいいものだ。なんとなくのものだが。なにかこみ上げてくる。くる気がする。

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(ベルリナー・アンサンブル入ってすぐ。チケット窓口の上に見える文字は1954年にベルリナー・アンサンブルがこのシッフバウアーダム劇場に移ってきたときに寄せた言葉。)

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