フィルハルモニ記

ドイツ文化・思想の人がオペラ・コンサートなどの感想を中心に書いているブログ

ブルックナー ミサ曲ヘ短調 2010年3月18日 ベルリン・フィルハーモニー

2010年3月18日(木)Anton Bruckner Messe f-Moll

Philharmonie

Philharmonischer Chor Berlin 

Konzerthausorchester Berlin 

Jörg-Peter Weigle Dirigent

Caroline Melzer Sopran

Bogna Bartosz Alt

Tomasz Zagorski Tenor

Hanno Mueller-Brachmann Bass

14,12,10,8,6 並びは左から順 Vn1 のうしろにオルガン奏者、ポディウム席に入る階段の前面がオルガンになっている(開く)

 ヤーコプスの録音聴いて良い曲じゃんと思い期待していたけど、それほどでもなかった。席はB席左で良かったけどその割に響きが良く感じられなかった。オケもそれほどで、合唱が発音が不明瞭で全体にぼやけた感じになって少し退屈してしまった。曲もところどころ良い響きのところもあるが完成しきってない印象がある。一番最後も、え、それで終わり?みたいな。途中には、あれ明らかに0番じゃんっていうところもあったし。

 席はがらがら。まず舞台後方の席(サントリーで言うP席部分)には客が入っていなかった。たぶんその部分の券は販売しなかったのだろう。ABCブロックは、まあだいたい埋まっていたけどそれ以降のブロックはかなり空いていた。合唱の人数はそんなに少なくないはずなのにあまり迫力もなかったしやっぱりあまり上手な合唱団ではなかった。聴衆の中には団員の知り合いらしき人たちが結構いた。若干内輪な演奏会な印象も受けたがオケやソリストは結構良いし(バスがブラッハマンって。。。)。

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