フィルハルモニ記

ドイツ文化・思想の人がオペラ・コンサートなどの感想を中心に書いているブログ

『カルメン』 2010年4月6日 ドイチェ・オーパー

2010年4月6日(火)Carmen

Deutsche Oper

Musikalische Leitung Yves Abel

Regie Soren Schuhmacher (Überarbeitung einer Produktion von Peter Beauvais aus dem Jahr 1979)

Carmen Hadar Halevy 代役

Don Jose Robert Alagna

Micaela Martina Welschenbach 代役

Eine Pause (ca. 30 Minuten)

 開始に先立ち配役変更のお詫び。今日はParkettの15列15番目、ちょうど真ん中のあたりで聴いた。始め音響の違いに驚いた(遠くから鳴り響いてくるような)けどやっぱり視界は最高。幕が開いて古典的な美しい舞台を見て安心した。カルメンは悪くはなかったけど頭の中で今日は本当はKasarovaだったのにっていうのがあるからどうしても満足できなかった(カサロヴァとアラーニャという組み合わせだったのに!!)。オケはこのオケにしては良かった。少年合唱がかわいかったな。アラーニャは前回の『ランメルモールのルチア』での方が堪能できた気がする。いずれにしてもすごい。4幕のあの合唱はやっぱり好きだな。ミカエラの代役は良かった。容姿も歌も。ちょっと棒立ちで歌うだけって感じがまだ拭いきれてないけど、それでも良かった。

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