フィルハルモニ記

ドイツ文化・思想の人がオペラ・コンサートなどの感想を中心に書いているブログ

ベルリン・フィル アバド指揮 2010年5月15日 フィルハーモニー

15.05.2010 Berliner Philharmoniker

Dirigent Abbado (クラウディオ・アバド)

Mezzosopran Christianne Stotijn (クリスティアンネ・ストータイン)

Tenor Jonas Kaufmann (ヨナス・カウフマン)

Franz Schubert

Gretchen am Spinnrade D 118 (糸をつむぐグレートヒェン)

Nacht und Träume D 827 (夜と夢)

Erlkönig D 328 (魔王)

Arnold Schönberg

Gurre-Lieder Nr. 11, 12 (グレの歌)

Johannes Brahms

Kantate für Solo-Tenor, Männerchor und Orchester op. 50 Rinald

 (カンタータ『リナルド』)

Kashimoto

Seegers, Pahud, Fuchs

C左5列2番

 感動にかける演奏会だった。曲目がちょっと。それと前半のソプラノの声全然聞こえない。このホールなぁ。でもあの歌手も良くなかったかな。聴こえる歌手は聴こえるからな。

 それでもアバド。こんなプログラムで3公演とも即売り切れるんだから。カウフマンもいたけど。そして大した演奏会でもなかったにもかかわらずオケが去っても拍手を続けアバドを舞台に呼ぶ。今日の拍手はただ有名人見たさの拍手だった、完全に。曲のあとの雰囲気も拍手も全然感動の度合いが強そうでもないのに。そしてアバド、合唱だけ立たせてやれよ。。。

 今日は開演前にベルリン・フィルハーモニー内にあるあの小さいCDショップでベートーヴェンの手紙という本を買った。

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