フィルハルモニ記

ドイツ文化・思想の人がオペラ・コンサートなどの感想を中心に書いているブログ

ダントーネ指揮 ベルリン国立歌劇場管弦楽団演奏会 2010年5月26日 コンツェルトハウス・ベルリン

2010年5月26日(水)Konzerthaus Berlin

Staatskapelle Berlin

Ottavio Dantone

Händel

Wassermusik Suite F-Dur HWV 348

Orgelkonzert B-Dur HWV 290

Concert grosso G-Dur HWV 319

Orgelkonzert F-Dur HWV 292

6,5,チェンバロ、3,3,2

オルガン協奏曲の時だけオーボエ2、ファゴット1

アンコールG-Durのフィナーレ

2階正面4列左16番

 

 ゼミの発表の準備で疲れていたから今日は行くのやめようと思っていたらダントーネの素晴らしいヘンデルのアリアの録音をたまたまyoutubeで発見し急遽頑張って行くことにした。ちょうどそのヘンデルのプログラムだし。

 1階もあったけど2階にした。出発前に大学でコーヒーを飲んだけど前半の途中から夢うつつ。休憩中に涼しい風に当たり後半はしっかり聴けた。面白いなあのオルガン。オルガン奏者はこっち向き。期待していたほどではなかったけど自由な息吹が感じられて気持ちよかった。多分シュターツカペレが(古楽器団体でない)普通のオケであるのとただの客演ということでそこまでやりたいことを徹底しきれないんだろうなというのは感じた。実際に不満を感じたというのではなくてそうだろうなと察した。B-Durの途中モーツァルトを感じさせる美しいところがあった。

 こうやってヘンデルを聴くのは良いなぁとヘンデルの音楽に浸っていた。モーツァルト、ベートーヴェンなどがやっぱりよく聴かれるけど、今はヘンデルのオペラをいろいろ聴きたい!今後の重点開拓分野。

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