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フィルハルモニ記

ドイツ文化・思想の人がオペラ・コンサートなどの感想を中心に書いているブログ

シューマン生誕200年記念演奏会 ベルリン国立歌劇場管弦楽団 バレンボイム指揮 交響曲第1番、チェロ協奏曲、4番 2010年6月4日 ベルリン国立歌劇場

2010年6月4日(金)Staatskapelle Schumann-Konzert

Daniel Barenboim

Marie-Elisabeth Hecker (マリー・エリーザベト・ヘッカー)

シューマン

交響曲第1番『春』

チェロ協奏曲

交響曲第4番

12,6,8,10,左Cb4

14,8,10,12,左Cb6 (交響曲第1番と4番)

4階左1列9番

 シューマン生誕200年記念演奏会。なんと売り切れだったという。私はあらかじめ半年前に買っておいたが。今日はオーケストラピットの部分を埋めてその上にまで奏者がいるから凄い近く感じる。劇場でシンフォニー演奏会もいいな。今日のチェロ奏者は23歳かぁ。音はきれいだったと思った。ただ曲、チェロ協奏曲はどうなんだ。あれは、良い曲ではないよな。途中からよくわかんなかった、飽きた。

 ただ今日は何と言ってもバレンボイム。登場からすでに大きな拍手。Berlinerに愛されているのがわかる。譜面台は無し。テンポの動きがとても大きい。好きなようにやっている感じ。自分でピアノを弾いているみたいに。なんか妙に納得できる場面が多かった。というものおそらく、シューマンはピアニストで、バレンボイムもピアニストとしての感覚で感じ取っている部分が、曲調の変化・転換に関して理にかなっているからだろうか。多分今日の演奏を聴いて嫌う人もいるかもしれない。特に後で録音で聴いたらこういった大胆な表情付けなどが余計に過剰なものに思われるに違いない。金管も鳴らすところは思いっきり鳴らさせる。きっと古いと言って切って捨てる人もいるかもしれない。でもこういうやりたいことをやる演奏が私はとても好きだ。しかも少しじゃないし。これだけやるのは彼くらいじゃないと実際にはできないんだろうな。実績、実力、地位、年齢も。4番の4楽章なんか途中どうなってるのってくらい弦のかけ合いがゆっくりになって止まりそうになる、止まってるのかと思った、いや止まっていた。シューマンがピアノ弾きながら瞑想してるみたいに。4番は対向配置。他の曲より一層効果が大きいように思う。

 

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