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フィルハルモニ記

ドイツ文化・思想の人がオペラ・コンサートなどの感想を中心に書いているブログ

モンテヴェルディ 『聖母マリアの夕べの祈り』 ベルリン古楽アカデミー&RIAS室内合唱団 2010年7月9日 ゲッセマネ教会

2010年7月9日(金)Claudio Monteverdi

Vespero della Beata Vergine

Marienvesper (1610)

RIAS Kammerchor

Akademie für Alte Musik Berlin

Hans-Christoph Rademann Dirigent

Gethemanekirche

ヴァイオリン3、ヴィオラ1(ヴァイオリン3.が持ち替え)リコーダー(Blockflöte)2、リュート2、ヴィオラ・ダ・ガンバ?2(一人Lirone持ち替え)、コンバス(Violone)1、オルガン、ファゴット(Dulcian)1、トロンボーン3、トランペット?(Zink)3(一人はリコーダー2.が持ち替え)

Midori Seiler

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              Chor(Tenor, Bass

                Sopran, Alt)

                Solisten

      Violone(Contra) Orgel I Cembalo   Dulcian

     Viola1       Viola da gamba2

    Blockflöte1       Laute2         Posaune3

   Violine2                        Zink3

2階右1列目 

 

 素晴らしかった。あの響きは初めて。4月にもここでヨハネ聴いたけど、今回は合唱も楽器もより優秀だから。こうあるべきだ、という。この曲をPHで聴いたときは上手かったけどホールが大きすぎるから良くなかった。この曲をこのRIAS&ベルリン古楽アカデミーの組み合わせで教会で聴くとなればもう文句ないな。特に冒頭は響きに心が踊った。信じられないというくらいのものだった。豊かな残響。その中から古楽器特有のヴィブラートの無い鋭い音が聴こえてくる。今日は団体も場所も曲も文句なし。素晴らしかった。ソロも悪くなかった。特にソプラノは良かった。合唱の美しさは格別。ミドリ・ザイラーは上手かった。素晴らしい。格が違うのが音から伝わってきた。今日の演奏を聴いた後ではシュナイト指揮の録音すら聴く気が無くなる。

 Duoの時の男声二人はサイドに用意されている場所に移動し歌う。その後も曲により全体がかなり大きな移動をする。楽譜にある指示のはず。合唱の大部分が前方サイドに来てテノールだけ残りその両端にトロンボーンが一人ずつ立奏。ヴァイオリントップが右に移動とか。トランペット3.が左奥のドアの後ろへいって演奏したり。リュートの一人も途中で突然1階の通路を入り口方向に歩いて行った。ヴィオラ奏者も3階の後方に移動して演奏した。

Dulcianってすごいな。コントラファゴットみたいに低くて太い音出す。Lironeはハーモニカみたいな感じで鳴る。重音がすごい。

 今日は心が洗われるかのようだった。これこそが、こうあるべき、と身に沁みる。genau so, wie es so sein soll!!

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