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フィルハルモニ記

ドイツ文化・思想の人がオペラ・コンサートなどの感想を中心に書いているブログ

エリーナ・ガランチャ チチョン指揮 ウィーン室内管弦楽団 2014年10月15日 ウィーン・コンツェルトハウス

演奏会

Elina Garanca, Mezzosopran
Karel Mark Chichon, Dirigent
Wiener KammerOrchester
Wiener Konzerthaus, Großer Saal

Programm
«Meditation»
Johann Sebastian Bach
 Air (Ouverture / Orchestersuite Nr. 3 D-Dur BWV 1068) (Bearbeitung: Karel Mark Chichon) (1717-1723 ca.)
Charles Gounod
 Repentir (Bearbeitung: Karel Mark Chichon)
Jean Sibelius
 Finlandia op. 26 (1900)
Vladimir Vavilov
 Ave Maria (Giulio Caccini zugeschrieben; Bearbeitung: Karel Mark Chichon) (1970)
Giuseppe Verdi
 Ouverture zu «La forza del destino» (1862)
 Pace, pace «Frieden, Frieden» (Arie der Leonore aus «La forza del destino») (1862)

***
Amilcare Ponchielli
 Danza delle Ore «Tanz der Stunden» E-Dur (La Gioconda) (1876)
Gaetano Donizetti
 Que faire ... Sol adoré de la patrie (Arie der Zayda aus «Dom Sébastien»)
Pietro Mascagni
 Intermezzo (Cavalleria rusticana) (1890)
 Voi lo sapete, o Mamma (Romanze der Santuzza aus «Cavalleria rusticana») (1890)
Georges Bizet
 Menuett (L'arlésienne. Suite Nr. 2) (1872)
 Farandole (L'arlésienne. Suite Nr. 2) (1872)
 Les tringles des sistres tintaient «Was ist Zigeuners höchste Lust» (Arie «Zigeunerlied» der Carmen aus «Carmen»)(1873-1874)
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アンコール
Ruperto Chapí
 Carceleras (Romanze aus «Las hijas del Zebedeo») (1889)
Agustín Lara
 Granada (1932)
Giacomo Puccini
 O mio babbino caro «Väterchen, teures, höre» (Arie der Lauretta aus «Gianni Schicchi»)

座席3階3列右11番

 ガランチャ...、もう言葉ないくらい。最高。オケも指揮者も相当良かった。ホールも良かった。最初から最後まで聴き入りっぱなし。文字通り鳥肌。最初のG線上のアリアからオケの響きが良い。ウィーン室内管弦楽団、オケとしてのまとまりが半端なかった。いまだかつて聴いたことのないほどの統率感。この指揮者今日まで聞いたことなかったけど、3曲目のフィンランディアまで聴いて、この指揮者相当良いな、。調べたら夫婦とのこと。

 ガランチャは...、書かなくていいかな。作曲家が書いた楽譜を完全に手中に収めきっていて、今まさにこの場で音楽が生まれているかのよう。音楽家の最高の使命を、それも難なく(と見える程に素晴らしく)、やってのける。自分が今まで聴いた演奏会の中でこれほどの感激はおそらく、ダニエル・デ・ニース、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮、イル・ジャルディーノ・アルモニコのオール・ヘンデルをコンツェルトハウス・ベルリンで聴いた時以来(記事→「イル・ジャルディーノ・アルモニコ&ジョヴァンニ・アントニーニ&ダニエル・デ・ニース 2010年1月20日 コンツェルトハウス・ベルリン」)。サントリーホールでカサロヴァを聴いた時も上手さに惚れ惚れしたが、オケ、指揮者等総合的に今日の方が断然良い。 

 演奏会後にはサイン会があった。会場で最新のCD "Meditation"を買い、当日のプログラムとこのCDにガランチャと指揮者チチョンの2人ともにサインしてもらった。

 ちなみにチケットは売り切れ。まあ行けば何とかなる(ことの方が多い)ということで、40分前くらいに到着。諦めかけたが開始10分切った頃についに手に入れ会場へ。これを聴き逃していたかと思うと...。 

 日本ではあまり、ガランチャ、ガランチャ聞かない気がする。自分も割と最近に知り合いの若手メゾにこの名前を聞くまで知らなかった。教えてもらったことに感謝。まあ知っとけって話なんだろうけど。ガランチャは2003年に新国の『ホフマン物語』にニクラウス/ミューズで出てたようだ。新国は11年前にちゃんと呼んでたんだな。今後呼べるか。来ることになれば値段高騰、売り切れ必至か。今38歳。最高のメゾソプラノ(この言葉を簡単に当てはめるのも憚られる)の一人、もしくは最高、と言ってもいい。

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(http://elinagaranca.com/media/photos/

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Various: Meditation

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