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フィルハルモニ記

ドイツ文化・思想の人がオペラ・コンサートなどの感想を中心に書いているブログ

2014/15シーズンを振り返る 行ってよかった10公演・よくなかった4公演

 シーズンが終わって少し時間が経ってしまったが、思い出をよりしっかりとどめておくためにも2014/15シーズンを簡単に振り返る作業をしてみようと思い立った。そこで「私の鑑賞履歴表」から記録を引っ張ってきた(表↓)。

 数えてみると、オペラ13回、バレエ1回、演奏会34回、演劇9回の合計57公演に行ったらしい。多いか少ないか、人それぞれだと思うが、自分としては思ったより多く行った/行ってしまったなという感じ。

 この中から行ってよかった10公演を選んでみようと思う。

Nr. Werk Komponist, Autor Datum Ort Besetzung
           
320 オルガン曲4曲 バッハ 15年7月28日 聖ペテロ教会 Péter Kuzsner
命日/没後265年
319 コジ・ファン・トゥッテ④ モーツァルト 15年6月26日 フォルクスオーパー フォルクスオーパー
演出:Bruno Klimek
318 ダントンの死 (T) ビューヒナー 15年6月25日 ブルク劇場 Burgtheater
Regie: Jan Bosse
317 アンティゴネー (T) ソフォクレス 15年6月23日 ブルク劇場 Burgtheater
Regie: Jette Steckel
316 O公爵夫人 (T) クライスト 15年6月22日 アカデミー劇場 Burgtheater
Regie: Yannis Houvardas
315 Ohne Titel Nr. 1 (T) フリッチュ 15年6月18日 ブルク劇場 Volksbühne am Rosa-Luxemburg-Platz, Berlin
In Kooperation mit Burgtheater, Wien
Regie: Herbert Fritsch
314 Das Reich der Tiere (T) シンメルプフェニヒ 15年6月17日 アカデミー劇場 Burgtheater
Regie: Roland Schimmelpfennig
313 ヨーン・ガブリエル・ボルクマン (T) イプセン 15年6月14日 アカデミー劇場 Burgtheater Koproduktion mit den Wiener Festwochen und dem Theater Basel
Regie: Simon Stone
312 人類最後の日々 (T) クラウス 15年6月13日 ブルク劇場 Burgtheater Koproduktion mit den Salzburger Festspielen
Regie: Georg Schmiedleitner
311 ベルンハルディ教授 (T) シュニッツラー 15年6月11日 ブルク劇場 Burgtheater Regie: Dieter Giesing
310 Die Schutzbefohlenen (T) イェリネック 15年6月10日 ブルク劇場 Burgtheater
Regie: Michael Thalheimer
309 フィデリオ③ ベートーヴェン 15年6月9日 ウィーン国立歌劇場 アダム・フィッシャー 演出:オットー・シェンク
ニーナ・ステンメ
ロバート・D・スミス
アニカ・ゲルハルツ
308 神々の黄昏 ワーグナー 15年6月7日 ウィーン国立歌劇場 ラトル指揮
307 ジークフリート ワーグナー 15年6月4日 ウィーン国立歌劇場 ラトル指揮
306 ワルキューレ③ ワーグナー 15年5月31日 ウィーン国立歌劇場 ラトル指揮
305 ラインの黄金③ ワーグナー 15年5月30日 ウィーン国立歌劇場 ラトル指揮
304 - シューマン
マーラー
ドビュシー
メシアン
15年5月27日 ウィーン国立歌劇場 コジェナー 内田光子
303 オペラより いくつかの曲

交響曲第4番④
ワーグナー
シューベルト
ブルックナー
15年5月21日 ウィーン楽友協会 シュターツカペレ・ドレスデン
クリスティアン・ゲルハーヘル
Br ティーレマン指揮
302 In tempus praesens
Vn協奏曲第2番
交響曲第9番③

グバイドゥーリナ ブルックナー
15年5月20日 ウィーン楽友協会 シュターツカペレ・ドレスデン
ギドン・クレーメル Vn
ティーレマン指揮
301 『クオレマ』より
「ロマン的ワルツ」
「鶴のいる情景」
「悲しきワルツ」
交響曲第3番
チェロ協奏曲第1番②
交響曲第86番

シベリウス



ハイドン
15年5月15日 ウィーン楽友協会 ウィーン交響楽団
ソル・ガベッタ Vc
オラリー・エルツ指揮
300 交響曲第4番②
交響曲第5番「運命」④
ベートーヴェン 15年5月10日 ウィーン楽友協会 コンツェントゥス・ムジクス
アーノンクール
299 シンフォニエッタ
交響曲第7番②*
ヤナーチェク
ブルックナー
15年5月3日 ウィーン楽友協会 ベルリン・フィル
サイモン・ラトル
(*)コールス版(2015)
298 ピアノ協奏曲25番
交響曲2番(1877)③
モーツァルト
ブルックナー
15年4月26日 ウィーン・コンツェルトハウス ウィーン交響楽団
ピョートル・アンデルジェフスキ
パーヴォ・ヤルヴィ
297 「オフィーリアは歌う」 シューマン
ブラームス
リーム
シューベルト
ベルリオーズ
ショスタコーヴィチ
15年4月23日 ウィーン楽友協会
ブラームス・ホール
アンナ・プロハスカ
エリック・シュナイダー ほか
296 Vn協奏曲
交響曲第4番③
シューマン
ブルックナー
15年4月21日 ウィーン・コンツェルトハウス ウィーン交響楽団
クリスティアン・テツラフ Vn
ロビン・ティチアーティ指揮
295 『エグモント』序曲②
交響曲7番「未完成」⑥
ピアノ協奏曲5番「皇帝」③
ベートーヴェン
シューベルト
ベートーヴェン
15年4月11日 ウィーン・コンツェルトハウス ウィーン室内管弦楽団
エリーザベト・レオンスカヤ
ハインリヒ・シフ指揮
294 パルジファル ワーグナー 15年4月5日 ウィーン国立歌劇場 アダム・フィッシャー指揮
ミヒャエル・フォレ
ヨハン・ボータ
アンゲラ・デノケ ほか
293 『ロザムンデ』第2, 3曲
交響曲第3番
歌曲7曲
シューベルト 15年4月4日 ウィーン楽友協会 ウィーン交響楽団
マティアス・ゲルネ Br
フィリップ・ジョルダン
292 プロメテウスの創造物
交響曲第2番②
ベートーヴェン 15年4月3日 ホーフブルク宮殿 Redoutensaal
*左記楽曲初演場所
RE-SOUND Beethoven
Orchester Wiener Akademie
Martin Haselböck, Dirigent
291 マタイ受難曲③ バッハ 15年3月29日 ウィーン・コンツェルトハウス ウィーン交響楽団
アーノルト・シェーンベルク合唱団
Opernschule der Wiener Staatsoper
フィリップ・ジョルダン指揮
290 記事参照 ハイドン
マルティヌー 他
15年3月25日 ウィーン楽友協会 Gläserner Saal Trio Prisma Vienna
Ting-Wei Chen Flöte
Haruka Yano Klavier
Zsófia Mészáros Violoncello
289 記事参照 ベリオ
フォーレ
武満
ラヴェル
リスト
アルベニス
ヤナーチェク
ドビュッシー
ブラームス
15年3月23日 ウィーン楽友協会 エレーヌ・グリモー
288 ヨハネ受難曲② バッハ 15年3月18日 ウィーン楽友協会 Ensemble Prisma Wien
Chorus sine nomine
287 サウル ヘンデル 15年3月15日 ウィーン楽友協会 コンツェントゥス・ムジクス
アーノルト・シェーンベルク合唱団
アーノンクール
286 交響曲第7番⑧
メルツェルの機械式野戦
トランペットのための行進曲
ウェリントンの勝利
ベートーヴェン
ドゥセク& プライエル
ベートーヴェン
15年3月14日 オーストリア学術アカデミー 祝祭ホール(Festsaal)
*左記楽曲初演場所
RE-SOUND Beethoven
Orchester Wiener Akademie
Martin Haselböck, Dirigent
285 Vnソナタ6番
Vnソナタ KV 379
日本の歌など
ヘンデル
モーツァルト
15年3月6日 Ferdinandihof
(Wehrgasse 30)
Tomoko Mayeda, Violine
Taeka Hino, Mezzosopran
Yuumi Yamaguchi, Cembalo
284 記事参照 同左 15年3月4日 MuTh 第6回国際ヨーゼフ・ハイドン室内楽コンクール受賞者コンサート
283 P三重奏ト長調 KV 496
P三重奏ホ短調 XV: 12
P三重奏ホ短調 Op. 62
モーツァルト
ハイドン
ショスタコーヴィチ
15年3月3日 ハイドンホール
ウィーン国立音楽大学
第6回ハイドン室内楽コンクール
Finale Stefan Zweig Trio
Kei Shirai, Violine
Tristan Cornut, Violoncello
Sibila Konstantinova, Klavier
282 Vnパルティータ3番②
ソナタイ長調 D 574
バラードヘ長調 Op.38
VnとP幻想曲3番
ソナタ変ホ長調 Op. 18
バッハ
シューベルト
ショパン
團伊玖磨
シュトラウス
15年2月28日 Türkenstraße 19 Gesellschaft für Musiktheater
Shoko Okushiba Vn
Yui Kasumi p.
281 セビリアの理髪師 パイジエッロ 15年2月20日 アン・デア・ウィーン劇場 ルネ・ヤーコプス指揮
フライブルク・バロックオーケストラ
マリ・エリクスムーエン
アンドレ・シューエン
280
Sonate A-Dur XVI:26
Aus "Visions fugitives"
Ballade F-Dur, Op. 38
Sonate fis-Moll, Op. 2
ハイドン
プロコフィエフ
ショパン
ブラームス
15年1月24日 Türkenstraße 19
Gesellschaft für Musiktheater
Yui Kasumi
279 天地創造 ハイドン 14年12月7日 ウィーン楽友協会 コンツェントゥス・ムジクス
アーノルト・シェーンベルク合唱団
アーノンクール
278 記事参照 同左 14年12月2日 ウィーン国立歌劇場 ディアーナ・ダムラウ
277 幻想ワルツロ短調
ピアノ協奏曲2番
交響曲6番「悲愴」
グリンカ
ショスタコーヴィチ
チャイコフスキー
14年11月25日 ウィーン・コンツェルトハウス ウィーン・フィル
ビシュコフ
キリル・ゲルシュタイン
276
交響曲101番「時計」
交響曲3番「英雄」④
ハイドン
ベートーヴェン
14年11月15日 ウィーン楽友協会
ウィーン・フィル
ブロムシュテット
275
劇音楽『ロザムンデ』
交響曲「未完成」⑤
シューベルト 14年11月9日 ウィーン楽友協会
ウィーン・フィル
アーノルト・シェーンベルク合唱団
アーノンクール、レームクールalt
274 Livre pour Cordes Mémoriale Originel
交響曲8番大ハ長調③
ブーレーズ
シューベルト
14年11月1日 ウィーン楽友協会
ウィーン・フィル
バレンボイム
273
3つの歌曲
『詩人の恋』②
ケルナー歌曲 op. 35
シューマン 14年10月29日 ウィーン・コンツェルトハウス マティアス・ゲルネ
マルティン・ホルムヒェン
272 6つの歌曲
ドゥルシネア姫に心を
寄せるドン・キホーテ
『詩人の恋 』
アンリ・デュパルク
ラヴェル

シューマン
14年10月28日 ウィーン国立歌劇場 ルドヴィク・テツィエール Br.
271 オーリードとトーリードの
イフィジェニー
グルック 14年10月27日 アン・デア・ウィーン劇場 アン・デア・ウィーン劇場
ウィーン交響楽団
アーノルト・シェーンベルク合唱団
270 タンホイザー③ ワーグナー 14年10月22日 ウィーン国立歌劇場 テオリン、ニルント、ゲルハーヘル、R. D. スミス他 ペーター・シュナイダー指揮
269 ナクソス島のアリアドネ② R. シュトラウス 14年10月21日 ウィーン国立歌劇場 ティーレマン指揮、イソコスキ、ダニエラ・ファリー、ゾフィー・コッホ他
268 愛の妙薬② ドニゼッティ 14年10月19日 ウィーン国立歌劇場 ウィーン国立歌劇場、シラグーザ
267 多いので記事参照 同左 14年10月15日 ウィーン・コンツェルトハウス エリーナ・ガランチャ
チチョン指揮
ウィーン室内管弦楽団
266 ロベルト・デヴリュー ドニゼッティ 14年10月13日 ウィーン国立歌劇場 ウィーン国立歌劇場
グルベローヴァ
265
ハフナー・セレナーデ
36番リンツ③
モーツァルト 14年10月12日 ウィーン楽友協会 コンツェントゥス・ムジクス
アーノンクール
264 白鳥の湖(B)⑦ チャイコフスキー 14年10月6日 ウィーン国立歌劇場 ウィーン国立歌劇場
- パルジファル ワーグナー 14年10月2日 新国 新国(事前に買っていたがウィーン渡航のため行けず)


行ってよかった10公演
 選考基準は、今振り返って、もし行ってなかったら...ということが想像できない/したくない公演かどうか。良かった・感動したということ以上に、今の自分にどれだけ影響を与えたか与えなかったか、それが問題だ。

10.マティアス・ゲルネ/ホルムヒェン シューマン『詩人の恋』 ウィーン・コンツェルトハウス、モーツァルト・ホール 10月29日  
惚れ惚れするようなドイツ語の発音と発声、その絶妙なコントロール。ため息と涙が出るほど。現在聴くことができる最高の『詩人の恋』と言いたい。ピアノ伴奏も良かった。

 

9.アーノンクール/コンツェントゥス・ムジクス ベートーヴェン交響曲第4番&第5番 楽友協会 5月10日
 アーノンクールの「演説」含め、ベートーヴェンに近づかせてくれた演奏会。普段どれほどのっぺりした演奏を聴かされているか強く認識。


8.ベルリン・フィル/ラトル ブルックナー交響曲第7番 楽友協会 5月3日  
圧倒的上手さ。さすがとしか言いようがない。


7.エリーナ・ガランチャ/ウィーン室内管弦楽団/チチョン指揮 ウィーン・コンツェルトハウス 10月15  
凄い。もはや唖然。指揮者とオケも素晴らしかった。


6.ワーグナー『パルジファル』 ウィーン国立歌劇場 4月5日  
水準の高い上演。重くのしかかるワーグナーのドイツ語。心の底からの感動。


5.ヘンデル オラトリオ『サウル』 アーノンクール/コンツェントゥス・ムジクス/アーノルト・シェーンベルク合唱団 楽友協会 3月15日  
音楽を聴く喜び、ここに極まる。


そしてトップにはこれを挙げるほかない。
1.~4.ワーグナー『ニーベルングの指環』全4部 『ラインの黄金』『ワルキューレ』『ジークフリート』『神々の黄昏』 ラトル指揮/ウィーン国立歌劇場 5月30日~6月7日  
―そして私は生まれ変わった―   


*『神々の黄昏』、私が観たのと同じ日の上演の映像をThe Opera Platformで観ることができる(全幕)→ラトル指揮/ウィーン国立歌劇場 2015年6月7日 "Wagner - Götterdämmerung"(The Opera Platform、2015年12月7日まで試聴可能)
 このほかに行ってよかったと思っている公演を番外として以下に。

 


番外1.Re-Sound Beethoven 交響曲第7番&『ウェリントンの勝利』 3月14日  
場所・楽器・演目等、初演時を再現。当時にタイムスリップして聴いているかのような気分だった。


番外2.シュテファン・ツヴァイク・トリオ 第6回ハイドン国際室内楽コンクール フィナーレ ウィーン国立音大 3月3日  
鬼気迫る壮絶な演奏。魂が打ち震えるほど。ヴァイオリニスト白井圭の名を知っておくべし。


番外3.パイジエッロ『セビリアの理髪師』 ヤーコプス指揮/フライブルク・バロックオーケストラ アン・デア・ウィーン劇場 2月20日  
観る機会の少ないオペラをヤーコプス/フライブルク・バロックオーケストラのいきいきとした演奏で。



補足
 上に選び出した1~10と番外の公演は割と迷わず決められたかな。ウィーン・フィルの演奏会はひとつもなし。楽友協会で演奏会に行くならウィーン・フィルの演奏会よりもコンツェントゥス・ムジクスの演奏会に行きたい。本気モードのウィーン・フィルも聴いたことはあるが、むらがあり過ぎてしかもたいていあまりやる気がないからなかなか好きになれない。  上記公演のほか、ティーレマン/シュターツカペレ・ドレスデンも良かったし、グリモーも良かったし、アンナ・プロハスカも良かったし、ソル・ガベッタも良かった。ただ、もし行かなかった場合の痛恨の度合いが上記の公演と比較すればやや小さいと思い選外。それは優劣というよりも自分の事情に照らし合わせてのこと。それでも、ティーレマン/シュターツカペレ・ドレスデンの2日目、ゲルハーヘルがソリストだった公演は入れようか迷った。  自分の中で特別賞的な位置にあるのは「5.ヘンデル オラトリオ『サウル』 アーノンクール/コンツェントゥス・ムジクス/アーノルト・シェーンベルク合唱団」。15032015saul.jpgこれはおそらくトップの『ニーベルングの指環』より実演に接することができる機会が少ない。そもそもCDでも聴いたことがある人は少ないだろうし、実演ともなれば日本にはほとんどいないだろう。1、2年前にヘンデル・フェスティバル・ジャパンがやっていた。次の機会は何(十)年後だろうか。このヘンデルの傑作『サウル』をアーノンクール/コンツェントゥス・ムジクス/アーノルト・シェーンベルク合唱団という願ってもない組み合わせで、そしてウィーン楽友協会で聴くことができたこの公演は本当に大事な大事な思い出となっている。3時間あれば普通少しくらい退屈だったり集中力が切れたりするものと思うが、この公演は本当に3時間まるまる、どこもかしこも素晴らしく、一瞬も退屈と感じなかった。

行ってよくなかった(行かなきゃよかった?)4公演
 どれほど良くない公演でも何かしら得るものはあると信じれば、行かなきゃよかったと必ずしも言えるわけではないが、気分的にそうとでも言いたい公演を振り返る。

4.ティチアーティ指揮 ブルックナー交響曲第4番 4月21日  そのへんにいる普通の若い指揮者によるひどいブルックナー。

3.アダム・フィッシャー指揮 『フィデリオ』 ウィーン国立歌劇場 6月9日  「職人」アダム・フィッシャーによるあきれるほど大したことのない、ただただ退屈な指揮。オケもやや怠慢演奏。歌劇場的にはこういう指揮者はいればとりあえず便利でしょうね。何回もやっているレパートリー上演はそういうものとして観ましょうという例。

2.フィリップ・ジョルダン指揮 『マタイ受難曲』 3月29日  まったく評価すべきところのない偽物の指揮。虚飾という語がぴったり。

1.ウィーン国立歌劇場 『白鳥の湖』 10月6日  始まって30秒で耳を疑った。3分後には本気で帰ろうかと思った。普段そこらへんのレパートリーでどれほど手を抜いた怠慢演奏をしているかを目の当たりにした。この上演のおかげで、その後、ウィーン国立歌劇場に行くのに慎重になった。


おわりに
 もとはと言えば鑑賞の記録を付けていたのがこのブログを始めたきっかけ。あまり放っておくと自分がいつ・どこで・何を・誰で観たのか・聴いたのか不確かになってくる。ブログをやっているうちに表もつくり振り返りやすくした。表の作成は、最初がかなり大変だった。チケットが散逸していたりする。オペラのプログラムだけあって、で、どの上演日?ということもあった。そういう時などは過去のカレンダー・予定表などをもとにして再構成。最初は大変だったが一度作ってしまえばあとはその都度足していくだけ。この表のおかげで今回のように、振り返るという作業がとてもしやすい。
 2015/16シーズンも良いシーズンとなりますように。

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