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フィルハルモニ記

ドイツ文化・思想の人がオペラ・コンサートなどの感想を中心に書いているブログ

ウィーン・フィル ビシュコフ指揮 ヴァレンティナ・ナフォルニタ ウィーン楽友協会 2015年9月18日

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Wiener Philharmoniker
Semyon Bychkov, Dirigent
Valentina Nafornita, Sopran

Programm:
Joseph Haydn
Symphonie e-Moll, Hob. I:44, „Trauer-Symphonie“
George Enescu
Sept chansons de Clément Marot, op. 15
-------- Pause ----------
Peter Iljitsch Tschaikowskij
Symphonie Nr. 6 h-Moll, op. 74, „Pathétique“

2, 4, 6, 8, 10
7, 10, 12, 14 ,16

座席 立ち見

 ウィーン・フィルの年間プログラムを眺めても、行きたい!と思う公演が少ない。昨シーズンは結局4回しか行かなかった。ウィーン国立歌劇場でのバレエやオペラ公演の際の演奏に顕著だが、やる気のない演奏をするので余計に行く気がしなくなる(今月の『オランダ人』も相当酷い演奏をしていたと観に行った知り合いから聞いた)。それでも今シーズンのウィーン・フィルの演奏会もう少し聴いておこうと思い、基本的に立ち見で済ませ、その代わり気軽に行くことにした。何度か書いているが、楽友協会の立ち見は酷い。逆に言うとその酷い場所でもいいや、と思う程度ということ。とりあえず、ウィーン・フィルの楽友協会での公演にはだいたい行くだけ行くと思う。
 ハイドン、聴いていてとても気持ち良い。今日はヴァレンティナ・ナフォルニタを聴いてみたいと思ったのが来た一番の理由。立ち見だと声楽曲の場合余計に聴こえないが、そのうえフランス語の曲なのでなおさらよくわからないが、優秀で今後さらに活躍していきそうなことは十分わかった。「悲愴」、第3楽章が終わると盛大な拍手。はい、ウィーンもそんなもんです。

 ウィーン・フィルのプログラムって変だなと思う。シュコフは昨年の秋もチャイコフスキーの「悲愴」を振っていて、今年の12月にはティーレマンもこの曲を振る。2月にゲルギエフが『展覧会の絵』を振り、4月にドゥダメルも同じ曲を振る。ネルソンスが振る「英雄」も昨年ブロムシュテットが振っていた。こういうかぶり具合はベルリン・フィルでは考えられない。というか他のたいていのオケでも考えられないと思う。

(昨年のウィーン・フィル/ビシュコフの「悲愴」。このときも第3楽章後に拍手)

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