プッチーニ『トスカ』 ウィーン国立歌劇場 2016年2月7日
TOSCA
Giacomo Puccini
Patrick Lange | Dirigent
Margarethe Wallmann | Regie
Nicola Benois | Ausstattung
Angela Gheorghiu | Floria Tosca
Jorge de Leon | Mario Cavaradossi
Michael Volle | Baron Scarpia
Clemens Unterreiner | Cesare Angelotti
Paolo Rumetz | Mesner
Wolfram Igor Derntl | Spoletta
Mihail Dogotari | Ein Sciarrone
Il Hong | Schließer
Bernhard Sengstschmid | Ein Hirt
座席 立ち見Galerie左
『トスカ』は06年に新国立劇場で藤原歌劇団の公演、10年にベルリン国立歌劇場(シルヴィー・ヴァレール、ブルクハルト・フリッツ)の公演を観て以来。別に『トスカ』を観たいわけではないが今日はアンジェラ・ゲオルギューを聴きに。初めて聴く。スカルピア役はエフゲニー・ニキティンに代わってミヒャエル・フォレ(ニキティンを聴いてみたいとも思ったが)。
このプロダクションは今日で584回目の上演とのこと...。1993年から上演しているようで。今月は2回公演。4月も2回公演でそっちはヨナス・カウフマンがカヴァラドッシを歌う。ベルリンの『フィガロ』とかもそんなんだったなぁ、がらがらで。ウィーンは埋まっている。歌手が良いからか。
アンジェラ・ゲオルギューはやはり上手かった。フォレも代役だが期待を裏切らず上手い。カヴァラドッシを歌ったのはスペイン、サンタ・クルス・デ・テネリフェ(Santa Cruz de Tenerife)出身のテノール、ホルヘ・デ・レオン。知らなかったが、良かった。声がよく出る。11月に新国立劇場の『トスカ』でも歌ってたのか。
今日は歌手が皆よく聴かせてくれた。オケも弦のアンサンブルなどけっこう聴かせてくれた。