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フィルハルモニ記

ドイツ文化・思想の人がオペラ・コンサートなどの感想を中心に書いているブログ

グノー『ロミオとジュリエット』 ウィーン国立歌劇場 2016年3月1日

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Roméo et Juliette
Charles Gounod

Marco Armiliato | Dirigent
Jürgen Flimm | Regie
Patrick Woodroffe | Bühne und Lichtarchitektur
Birgit Hutter | Kostüme
Renato Zanella | Bewegungsregie

Marina Rebeka | Juliette, Tochter Capulets
Juan Diego Flórez | Roméo
Gabriel Bermúdez | Mercutio
Alexandru Moisiuc | Frère Laurent
Rachel Frenkel | Stéphano
Carole Wilson | Gertrude
Carlos Osuna | Tybalt
Martin Müller | Benvolio
Mihail Dogotari | Paris
Marcus Pelz | Grégorio
Il Hong | Capulet
Viktor Shevchenko | Le Duc

Livestream

座席 立ち見左、真ん中

第2幕の後に1回休憩

 フローレスとマリーナ・レベッカが歌うグノー『ロミオとジュリエット』。2月に2回やって今日が最終日でLivestreamの日。キャスト変更はない様だ。中へ入る。冒頭、突然劇場の人が出てきて挨拶。え?と思ったがソプラノのマリーナ・レベッカが風邪気味とのこと。交代ではないみたい。上手くいくことを願いますと。

 フローレスは先月『トスカ』でも観た。劇場全体を圧倒するような声量はないが、テノールとしてすっきり気持ちの良い声を聴かせてくれる。今日素晴らしかったのは何と言ってもマリーナ・レベッカ。体調が万全でなかったのかもしれないが、逆に万全でなくてあれなのだからすごい。前半に高音がきつそうな感じはほんの少ししたが、体調も体調、別に構わない。彼女が発声するとびりびり響いてくる。別格という感じだ。彼女とアラーニャで観たいと途中でふと思った。

 演出もよかった。プレミエは2001年12月22日。今日はこの演出で56回目の上演。

 暗い舞台に光を上手く使った美しい舞台。途中舞台上で火花が散る。最後の場面、息絶えた後2人は立ち上がり、大きな舞台上の大きな半円形の照明台セットが起き上がってくる前面に歩み寄り抱き合う。客席からはその照明の光によって逆光となり2人が影になって見える。その瞬間の背景も美しく星空のよう。あの世で結ばれることを美しい舞台照明効果で明示的に示して幕。

 物凄く良い上演を観たと思う。


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© Wiener Staatsoper GmbH/ Axel Zeininger


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© Wiener Staatsoper GmbH/ Axel Zeininger


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© Wiener Staatsoper GmbH/ Axel Zeininger

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