フィルハルモニ記

ドイツ文化・思想の人がオペラ・コンサートなどの感想を中心に書いているブログ

『フィガロの結婚』 2010年2月19日 ベルリン国立歌劇場

2010年2月19日(金)Le nozze di figaro

Musikalische Leitung: Frank Beermann

Inszenierung: Thomas Langhoff

Bühnenbild: Herbert Kapplmüller

Kostüme: Yoshi'o Yabara

Chöre: Eberhard Friedrich

Graf Almaviva: Arttu Kataja

Gräfin Almaviva: Anna Samuil

Susanna: Sylvia Schwartz

Figaro: Hanno Müller-Brachmann

Cherubino: Rachel Frenkel

Marcellina: Stephanie Weiss

Basilio: Florian Hoffmann

Don Curzio: Peter Menzel

Bartolo: Andreas Bauer

Antonio: Bernd Zettisch

Barbarina: Burcu Uyar

Staatskapelle Berlin

Staatsopernchor

普通に楽しめた。チェロが通常の1.Vnの位置にいた。一幕で左のドア閉まらない(笑)余計なことほとんどせずにすんなりと見せてくれる演出でした。席はかなり空いていたけど。日本なら余裕で満席だろうに。制作が古いってこともあるんだろうな。99年らしいから。10年は使ってると。新国もこれくらいのものがあってもいいと思うんだけど。今日も安い券4ユーロで入って3階正面に座るとreihe 3 platz 17。歌手は本当に良いと思う。フィガロはハンノ・ミュラー・ブラハマンでそれは疑いなく期待してたとして、スザンナのSylvia Schwarzが良かったな。容姿もきれいで役にぴったり。ケルビーノはアンナ・プロハスカと思って期待してたら違う人だった。年間パンフレットにはそう載っていたが。でも今日のRachel Frenkelという歌手もなかなか良かった。小柄でこれまた役にぴったり。他もみんなよかった。今日はふだんあんまり来ないような若い人たちが多かったよう。笑いどころではことごとくみんな笑っていた。あと、字幕って逆に端的に表現してて面白いかも。

 でもフィガロの結婚はやっぱり長く感じるな。やっぱりコジ・ファン・トゥッテ。

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