ドニゼッティ『ドン・パスクアーレ』 ウィーン国立歌劇場 2016年4月21日
Don Pasquale
Gaetano Donizetti
Evelino Pidò | Dirigent
Irina Brook | Regie
Noëlle Ginefri-Corbel | Bühne
Sylvie Martin-Hyszka | Kostüme
Arnaud Jung | Licht
Martin Buczko | Choreographie
Michele Pertusi | Don Pasquale
Juan Diego Flórez | Ernesto
Adam Plachetka | Malatesta
Valentina Naforniţa | Norina
Wolfram Igor Derntl | Notar
Edurado Wesener/ Tobias Huemer | Butler
Waltraud Barton | Kammerfrau
ヘンデル『アルミニオ』 アン・デア・ウィーン劇場 2016年4月20日
Arminio
Dramma per musica in drei Akten (1737)
Musik von Georg Friedrich Händel
Libretto anonym nach Antonio Salvis´ "Arminio"
Konzertante Aufführung in italienischer Sprache
Musikalische Leitung | George Petrou
Arminio | Max Emanuel Cencic
Tusnelda | Sandrine Piau
Ramise | Ruxandra Donose
Sigismondo | Vince Yi
Varo | Vassilis Kavayas
Tullio | Owen Willetts
Segeste | Pavel Kudinov
Orchester | Armonia Atenea
『トスカ』(ウィーン、2016年4月16日)上演中の出来事について
先週の土曜日、2016年4月16日のウィーン国立歌劇場でのゲオルギューとカウフマン出演の『トスカ』上演中の出来事について。
かなり話題になっている。このブログにも「トスカ ゲオルギュー カウフマン ウィーン」みたいなキーワードでたどり着いているらしい人が結構いる。(でも私が書いた記事は2月に観たゲオルギューとホルヘ・デ・レオン出演の『トスカ』についてなので当てが外れちゃってると思いますけど)。だからってわけでもないが、私もこの上演はラジオでの生中継で聴いていたしこの件について少し書こうと思った。カウフマンが舞台上で喋った言葉も紹介したい。
40番とレクイエム
40番とレクイエム。モーツァルトの最も暗く悲哀に満ちた作品。
コンツェントゥス・ムジクス/シュテファン・ゴットフリートによるアーノンクール追悼演奏会で聴くことになったが、もとはと言えばこのプログラムを聴くはずではなかった。シーズン前にAboを買っていて、今シーズン最初の定期演奏会として昨年10月に予定されていたベートーヴェンの8番・7番の演奏会に行くはずだった。それがアーノンクールの体調不良により延期された。その後引退発表があり、プログラムが変更されたが、アーノンクールの死を受け、延期されていた演奏会のプログラムは再度変更、40番とレクイエムが演奏されることになった。どちらもこれまで演奏会で聴いてこなかった曲。アーノンクールはもういないが、アーノンクールの精神によるアーノンクールのための演奏で聴く40番とレクイエム。追悼の意を込めた特別な演奏会でついに聴くことになった/なってしまったこの巡り合わせには感じ入るものがあった。
アーノンクール追悼 コンツェントゥス・ムジクス/シュテファン・ゴットフリート 楽友協会 2016年4月17日
© Dieter Nagl
Concentus Musicus Wien
Stefan Gottfried, Dirigent
Julia Kleiter, Sopran
Bernarda Fink, Alt
Michael Schade, Tenor
Gerald Finley, Bass
Wolfgang Amadeus Mozart
Symphonie g-Moll, KV 550
-------- Pause ----------
Requiem d-Moll, KV 626
Ergänzung von Franz Xaver Süßmayr, revidiert von Franz Beyer
7,6,5,3,2
座席 9. Parrtere-Loge 2 2
【記事の内容】
- 今日の演奏会に至るまで
- ベートーヴェンの第8番・7番からモーツァルトの第40番・レクイエムへ
- 昨日のアーノンクール追悼式
- 演奏会へ―チケットの日付けが物語るむなしさ
- 演奏―アーノンクールの精神によるアーノンクールのための演奏
- 交響曲第40番ト短調
- アーノンクールに捧ぐレクイエム―演奏後に拍手無し
- (補足)【アーノンクール、楽友協会での最後の5つの演奏会】ほか参考記事