フィルハルモニ記

ドイツ文化・思想の人がオペラ・コンサートなどの感想を中心に書いているブログ

『カルメン』 2010年3月10日 ベルリン国立歌劇場

2010年3月10日(水) Carmen

Staatsoper Berlin

 席は結構埋まってた。若者多い。配役がやや残念。ミカエラ太すぎ・・・。カルメンとエスカミーリョはいい。ドン・ホセが。韓国人歌手で歌は自体は良かったけど見栄えの悪い。華奢だし。主役やるにはちょっと迫力がない。

 冒頭でホセが暗示として銃殺されるところから始まるけど演出がはっきりすぎてもはや暗示じゃなくなってる気が。そしてここで出てきたとき彼が主役だと思わなかったという。下っ端の兵士を連れ出してきてどうするんだろう、って感じで観てたら、え、あれホセじゃんって。最後銃殺されるときなぜ目隠しをはずすのだ!おかしくないか。ティンパニは若い方の人だった。一か所間違えてたな。まだ安定感が無いという。あの人が凄すぎるな。フランス語、せりふだった。やっぱり上手だと思ったけどフランス人的にはやっぱりちょっと変なんだろうな。今日は合唱団があんまり良くなかった。単純に音程がずれてる箇所が多かった。それにしても今日は幕間の舞台転換が長かったな。舞台装置が良くないせいか。遅いのかな。

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