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フィルハルモニ記

ドイツ文化・思想の人がオペラ・コンサートなどの感想を中心に書いているブログ

ウィーン・フィル/ブロンフマン/ティーレマン ウィーン楽友協会 2015年12月13日

f:id:jutta_a_m:20150918064727j:plain Wiener Philharmoniker
Christian Thielemann
Yefim Bronfman

Carl Maria von Weber
Ouvertüre zur romantischen Oper "Oberon"
Franz Liszt
Konzert für Klavier und Orchester Nr. 2, A-Dur
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Peter Iljitsch Tschaikowsky
Symphonie Nr. 6, h-Moll, op. 74, "Pathétique"

Cb6/ 8
座席 立ち見

 このあいだの『ヘンゼルとグレーテル』(ウィーン国立歌劇場)で聴き逃した(?)ティーレマン指揮(記事にプログラムに載っていたインタビュー紹介あり)。

 前半は『オベロン』序曲とブロンフマン演奏のリストピアノ協奏曲第2番。1曲目は特に聴きごたえ無く。

 面白かったのは後半のチャイコフスキーの第6番。第1楽章の音の響きは9月に聴いたビシュコフ指揮のときよりも重厚で深みを感じさせる。ティーレマンはあいかわらずの指揮ぶり(バトンテクニック)で笑ってしまう。指揮者に惑わさ...、乱れずに自然な流れを保って演奏しているオケはさすがと思った。第2楽章はとても遅くじっくり進めていく。第3楽章で面白い光景。ティーレマンは音量をもっと抑えるようにとかなり低く身をかがめて手振りで示すのだが、コンマスのキュッヒル以下オケが完全に無視。反応するそぶりを一切見せない。自分たちのペースでしらっと演奏し続ける。あの手振りで結局一度も反応しなかったからティーレマンはかなり長いあいだ身をかがめて手を下に振っていた。他のほとんどのオケならすっと反応するところだろうが。なかなか面白い光景を目にした。終演後は指揮者とコンマスががっちり握手。

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