フィルハルモニ記

ドイツ文化・思想の人がオペラ・コンサートなどの感想を中心に書いているブログ

ベルリン・フィル イルジー・ビエロフラーヴェク指揮 ピアノ ピエール=ローラント・エマール 2010年4月24日 フィルハーモニー

24. 04. 2010 Berliner Philharmoniker

PH

Jiri Belohlavek Dirigent

Pierre-Laurent Aimard Klavier

Leos Janacek (1854-1928) Suite aus der Oper Z mrtveho domu „Aus einem Totenhaus"

 (ヤナーチェク:オペラ『死の家の記録』より組曲)

Arnold Schönberg Klavierkonzert op. 42

 (シェーンベルク:ピアノ協奏曲)

Johannes Brahms Symphonie Nr. 4 e-Moll op. 98

 (ブラームス:交響曲第4番)

パユ、ティンパニは知らない人、樫本大進は1プル裏(コンマスGuy)

14,12,10,8,7

座席 Cブロック右2列4番

 前半は良く分からなかったな。案の定。せっかくのピアニストだからもっと良く知ってる曲で聴きたかったけどな。楽譜有りで弾いてました。

 ブラームス、いやぁ上手いと思ったけど感動できないという。なんでだろ。ブラームスだからか。べルリン・フィルも上手いけど、でいつも言うけど、上手いだけっていう感じ、でもとてつもなく上手いんだけど。響きの深みというかなんというか。指揮者のせいか。平凡な指揮者だったな。でも以前と違って一見平凡に見えても、普通にこれだけのオケを振って普通に聴かせていること自体で素晴らしいと思っている。でも、この水準の演奏で感動できないってまずいよな。でも実際なんか足りないなっていうのもあるんだよな。

 冒頭、うううーん?はぁーって感じで出だしの音もうちょっとはっきりしても良いじゃないかと思ったけど。全体の流れからして4楽章最後もっと早いのかと思ったらなんか最後の部分ゆっくりで終わったし。まあいいか。今日はティンパニストがね。悪くは無いんだろうけど。ゼーガースとかヴェルツェルとか期待してるとややがっかりだったな。良いところもあったけど荒も目立ったというまだ安心できない域。

 Aブロックの前に座ってしまうとこの良い席でも少し不満に感じてしまうフィルハーモニー。このホールめ。今日の席もかなり良いのに。

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