フィルハルモニ記

ドイツ文化・思想の人がオペラ・コンサートなどの感想を中心に書いているブログ

iBooksにも日本語タイトルが増えた件について

 私はケイタイはいわゆるガラケだが、ipod touchを持っている(ちなみにipod nanoも持っている…)。本体だけ買って無線LANがあるところではインターネットに接続できるので便利だ。基本的に自宅と研究室との往復なのでそこで使えればよい。移動中は本を読むので別にいい。

 音楽も入れるが特に良いのがiBooksだ。自分が作ったPDFを入れればどこでも閲覧できるし、無料でいろいろな本をダウンロードできる(無料なのは基本的に著作権の切れた古い本)。英語の本がほとんどだろうが、ドイツ語の本もある。以前は日本語のものがほとんどなかったが、つい最近Storeをのぞいたら日本人著者の本も結構入っていた。森鴎外『訳本ファウストについて』、『歴史其儘と歴史離れ』や二葉亭四迷『余が翻訳の標準』などを見つけて感動した。なかなか面白いのが入っているではないか。さっそくダウンロードした。長編はさすがに紙の本で読みたいが、こういった短いものならわざわざ、全集の第何巻のどこにあって…、などと探さずに済むので非常に便利だ。

 これらを読んだ本として「ブクログ」に入れようと検索したらAmazonのKindle版が出てきた。なるほど、こうやって日本語の本も電子版がたくさん出始めているんだなと実感した。

ここ↓の本棚に上記の本も入れた。

ブクログ

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